人の手によって科学的に抽出された油は身体に悪影響を及ぼすため、「油はとにかく身体に悪い」というイメージが定着してしまいました。そのため、ダイエットや健康的な生活を目指す人は真っ先に「油分の多いものを控えよう」と考えます。
しかし、ダイエットや健康のために控えるべきなのはバターやラード、牛や豚の脂身など主に動物性の油脂のことです。これらは、常温で固まりやすい油で、体内に入ってもサラサラとは流れてくれず、身体がどんどん吸収してしまいます。
しかし、全ての油がダイエットや健康にとって敵だというわけではありません。
油には油性のメイクをクレンジングオイルで落とすように、身体に溜まった脂溶性のものを溶かして排出してくれる、ある栄養素があります。そのある栄養素、「オメガ3&6」を「2:1」という最適なバランスでブレンドしたものがウドズオイルなのです。
オメガ3&6は、身体を構成する60兆個もの細胞、一つ一つを包む細胞膜を作っており、その機能を正常に保ってくれます。また、内分泌ホルモンの働きを高めたり、脂肪を燃やして全身のエネルギーづくりを促進する働きもある、身体にとって理想的な脂肪酸なのです。
一般のスーパーや量販店で販売されている油は、高温圧搾法で搾った油を、透明な容器に詰めて、陳列棚に並べて販売されています。
賞味期限は長く、販売者にとっても利用者にとっても便利ですが、油の大敵は、光・酸素・高温といわれています。これらにさらされると、脂肪酸が「トランス脂肪酸」に変化したり、酸化・劣化します。
高温圧搾され、透明なボトルに詰められた油は健康にいいでしょうか。答はもちろんノーです。
トランス脂肪酸は、本来天然の植物油にはほとんど含まれていません。
植物油に水素や乳化剤、酸化防止剤を添加し、常温で固まるよう加工します。その製造段階で発生するのがトランス脂肪酸です。
マーガリン、バター、チーズ、ファットスプレッド、ショートニングなどに多く含まれます。多量に摂取するとLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を増加させ心臓疾患のリスクを高めるといわれ、2003年以降、トランス脂肪酸を含む製品の使用を規制する国が増えています。
ウドズオイルが豊富に含む、身体にとって大切な必須脂肪酸。この必須脂肪酸は光(紫外線)や空気中の酸素によって非常に変化しやすいのです。
そのため、光による劣化を抑える茶色のガラス瓶に詰め、さらに紙の箱に包んでお客様にお届けします。
また瓶に充填する際、オイルが酸素に触れないよう窒素ガスを使うなど、ありとあらゆる配慮がなされています。
菜種油の製造方法において、油の抽出率は低温圧搾では20~30%、高温圧搾においては60~70%と大きな差があります。
市販の油はこの高温圧搾で抽出され、効率よく抽出できる代わりに油の大切な栄養素の多くを壊してしまいます。
一方、ウドズオイルは低温圧搾で抽出されています。
しかも、60度を超えなければ低温圧搾を謳える中、ヒトの体温より低い35度以下に抑えられています。パッケージに「低温圧搾」と書くことを目的とするのではなく、純粋にフレッシュな栄養素を壊さずお届けしたい、それがウドズオイルの考えです。